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夜行観覧車 「最終章~前編~事件の夜の家族の悲劇」
坂留署の廊下で慎司(中川大志))は、刑事の結城(高橋克典)に父親の弘幸(田中哲司)を殺害したのは自分だから母・淳子(石田ゆり子)を返して欲しい、と言い出す。
その場にいた良幸(安田章大)と比奈子(宮﨑香蓮)は絶句するしかなかった。その話を聞いた淳子は、結城に慎司に会わせてほしいと錯乱したように懇願する。
そんな折、結城から電話がかかってくる。本人の強い希望で、慎司が晶子の家ではなく児童養護施設に身を寄せることになったと知らされる。 良幸と比奈子が、真弓(鈴木京香)の車で児童養護施設にやってきたその時、出迎えた施設職員に、結城が慎司を託していた。 慎司は、駆け寄る比奈子らに気がつくのだが振り返らず、職員と共に屋内に入っていくのだった…。 |
ラストホープ
「容態急変~最先端のガン治療に大きな罠?連続発症する病魔に打ち勝て!!」 (あらすじ) 波多野卓巳(相葉雅紀)も驚くような超VIPが、特別室に入院している事が鳴瀬哲司(髙嶋政宏)から知らされた。 一代で世界に誇る大企業を造り上げ、経団連の理事にも名を連ねる町田恭一郎(中原丈雄)だ。 町田は難治性腫瘍の膵臓癌を患っていて各科を挙げての総力戦で治療プランを探ったが決定打が見つかっていない。 そのため、高度先端医療センターに引き継がれたのだ。 早速、卓巳たちは特別室に町田を訪ねる。 次男で会社経営に加わる恵介(石田卓也)が付き添っていた。 町田には家族の意向で癌であることが知らされていないため、慎重に言葉を選んで検査を促す卓巳たち。 町田が検査のために病室を出ると、今度は恵介に手術の難しさを説明。 恵介は町田を元の健康な体に治して欲し いと卓巳たちに頼んだ。 カンファレンスでは町田の治療法を検討。有効な手段が見つからない中、卓巳の発言をきっかけに一縷の望みが生まれた。 恵介を呼んで、治療プランを説明。町田の長男、真一(要潤)も同席する。 実は、恵介は町田の養子で真一が血のつながった息子。 だが、真一は町田にわだかまりを抱いているようで、卓巳たちの説明にも全く興味を示さない。 結局、卓巳たちの治療プランは受け入れられた。しかし、病院側は高度医療センターではなく各科のプロフェッショナルを招集して手術することを決定。 卓巳たちの手を離れた町田の手術は成功するが、術後、町田の容態が急変。再び卓巳たちが集められ…。 |