サマーレスキュー（新番組）
標高２５００メートルを超える厳しい環境に実在する小さな診療所をモデルに、診療所と診療所に隣接する山荘を舞台に繰り広げ られる一夏の群像劇を送る。
秦建日子脚本、日比野朗演出。



（あらすじ）
最新医療機器がそろった大病院で優秀な若手医師と期待される速水（向井理）は上司の教授、沢口 （松重豊）から突然、夏の間だけ稜ケ岳にある山の診療所へ行ってほしいと出張を頼まれる。

大事な手術を控えていた速水はぼうぜんとするが、渋々と稜ケ岳診 療所に向かう。

速水が険しい登山道を登っていると、後ろから稜ケ岳山荘の主人の娘、遥（尾野真千子）が追い越していく。

水を飲み干してしまった速水は見知らぬ遥に声を掛けるが、あなたは遭難者だと罵倒される。

土曜ワイド劇場東京駅お忘れ物預り所
「滋賀しがらき～登り窯に殺意の炎!!狙われた女相続人…髪留めに母の秘密!?」

  東京駅　忘れ物預かり所

ＪＲ職員の活躍を描く。シリーズ第５弾。
いずみ玲脚本、吉田啓一郎監督。

幸平（高嶋政伸）が勤務する東京駅の忘れ物預かり所に、早紀（井上和香）と名乗る女性が陶器製の髪留めを駅構内で落としたと飛び込んでくる。


幸平は詳しく話を聞こうとするが、早紀は時間がないと言って早々に出ていってしまう。

その夜、幸平は早紀と偶然再会し、半ば強引に飲みに誘われる。

ところが翌日、所轄署の刑事が殺人事件の裏付け捜査だとして幸平を訪ねてくる。

早朝に都内のマンションで滋賀・信楽の製陶会社社長、兵藤（エド山口）の刺殺体が発見され、警察は兵藤のなじみのホステスである早紀の犯行を疑っていた。

アリバイ

だが早紀は兵藤の死亡推定時刻は幸平と一緒だったと主張しており、証拠として携帯電話で撮影した写真まで示したという。

 

京都地検の女２時間スタート夢の競演ＳＰ
「逮捕＝９９．９％の有罪率が生んだ悲劇…命を狙われた女検事の過去！おみやさんと主婦の勘が暴く真実!!」  シリーズ第８弾。西岡琢也脚本、石川一 郎監督。

（あらすじ）

あや（名取裕子）が勤務する京都地検に、検察事務官の井森（大杉漣）と事務官見習の夏帆（久保田磨希）が配属された。


ある日、留守中のあやの自宅 に何者かが侵入し、室内が荒らされる事件が起きる。

やむなく、あやと娘のりん（脇沢佳奈）は警部補の成増（寺島進）の実家である寺に世話になるが、あやは 新聞記者の木内（石黒賢）から、あやか検察に憎しみを抱く人物の仕業だと忠告される。

その直後、コメンテーターの早乙女（正名僕蔵）が痴漢容疑で逮捕さ れ、あやのもとに送致されてくる。

あやは、日ごろから早乙女のコメントに嫌悪を抱いていたという被害者の供述に不自然なものを感じる。

警視庁捜査一課９係
初回２時間スペシャル（新番組）

個性豊かな７人の捜査官たちが難事件に挑むシリーズの第７弾。
深沢正樹脚本、杉村六郎監督。

（あらすじ）

高級マン ションのベランダから女性が転落死する事件が発生した。

そのマンションの一室では若者たちが脱法ハーブを使ってパーティーをしていたことが判明。

その部屋の持ち主は与党幹事長、坂東（西岡徳馬）の次男、卓（須賀貴匡）だった。

青柳（吹越満）は卓を取り調べるが、坂東は元警察庁副長官。

加納（渡瀬恒彦）に圧力がかかり、捜査は所轄署の担当になって事故死として片付けられてしまう。


そんな中、与党を離脱して新党を立ち上げた党首、曽根山（野村宏伸）の第１秘書 の遺体が家政婦の遺体と共に自室から発見される。

無理心中と推理する青柳と、第三者による他殺の可能性を示唆する村瀬（津田寛治）が対立する。

一方、加納 は現場で黒いゴムのような破片を発見し、一人、この”謎の物体”にこだわり始める。

ドラマ10・はつ恋
「エンドレスキス～あわく激しく静かな誓い」

（あらすじ）

脳出血の後遺症で失語症になった三島（伊原剛志）を元に戻してほしいと幸絵（佐藤江梨子）から頼まれた緑（木村佳乃）は、手を尽くしたいと潤（青木崇高）に話す。


潤は賛成するが、それは緑がこのまま思いを残さないようにという必死の決断だった。

幸絵から三島への思いを聞かされた緑は、言語聴覚士と して接することを自分に誓う。

自分が緑の幸せを壊さないと決めたのにやりきれない思いの三島は、緑の問い掛けに対し、言葉を取り戻そうと努める。

そんな 時、蛯名（平田満）が三島を大学へ連れて行く。

復帰のための意欲になればいいとの気遣いだったが、高野（中原丈雄）らが屈辱的な言葉を掛ける。

ショックを 受けた三島は駅からの帰り道、引き寄せられるように公民館へ入っていく。三島は迎えに来た緑を指さし”ドリ”とつぶやく。