息もできない夏
「悪夢の晩餐会へようこそ…遂に明かされる家族の謎」
帰宅した玲は、携帯電話に鮎川宏基(要潤)からの着信があったことに気づく。
鮎川に電話すると、彼はいま小樽にいるという。
玲は、DNA鑑定をして娘ではないことを証明したい、と鮎川に告げる。鮎川も、玲のため、そして自分のためにもはっきりさせよう、と応え、明日東京へ向かうと約束する。
あくる日、玲は、心配してついてきてくれた樹山とともに鮎川を待った。しかし鮎川は、約束の時間を過ぎても姿を現さない。電話をかけると一旦つながった ものの、鮎川の声は聞こえなかった。
実は鮎川は、空港に到着後、突然腹部に激痛を覚え、意識を失ってしまっていた。
勇気をもって鮎川と真剣に向き合おうと 思っていた玲は、彼が姿を現さなかったことに失望する。
するとそこに、片岡亜沙美(霧島れいか)が息子の直人(笹原尚季)を連れてやってくる。亜沙美は、「ウチの人がいつもお世話になっています」と玲に挨拶した。
翌日、玲のもとに、衣里から電話が入る。
客から、玲にバースデーケーキを作って欲しい、という注文が入ったのだという。玲は、『パティスリー・シャルロット』での最後の仕事としてそれを引き受けるが…。
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