新・おみやさん
鳥居(渡瀬恒彦)が鴨川東署を去るとのうわさが署内に広まった。
そんな折、41歳の独身女性、若菜(川上麻衣子)がアパートの自室で殺されているのが見つかる。
若菜の手にはなぜか800円の小銭が握られていた。
若菜は4年前に予備校の講師を退職。その後は生活に困っていたよう だったが、部屋の畳の下に404万円の現金が敷き詰められているのが発見される。
現場の写真を見た鳥居は、紙幣とともに畳の下に敷かれていた新聞紙が4年前に起きた死亡事故の記事の紙面ばかりだと気付く。
その事故は補修工事中に足場が崩れて現場主任の男性が転落死したもの。
警察はアルバイトの青年、真田 (波岡一喜)の関与を疑ったものの追及しきれず、事故として処理していた。
鳥居は左遷についてのみどり(戸田恵子)の忠告を振り切り、独自の調査を開始する。
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