科捜研の女
(あらすじ)
人気小説家の布施(長谷川初範)の別宅で、男性の遺体が発見された。
現場に駆け付けたマリコ(沢口靖子)ら科捜研のメンバーは、白砂が敷き詰 められた枯れ山水の中庭の大きな石の上に遺体があおむけに横たわっている光景に息をのむ。
被害者は作庭家の壁谷(伊藤洋三郎)で、幼なじみである布施から 依頼されて枯れ山水の庭を手掛け、完成直前だったという。
解剖と鑑定の結果、壁谷は石に後頭部を打ち付けて死亡したことが判明。
遺体の腕にもみ合った痕跡 があり、他殺と断定できたものの、流れる川の紋様を描いた砂の上には足跡一つ残されていなかった。
犯人は犯行後に熊手を使って砂紋を描き、足跡を消したら しい。
犯人はなぜ紋様を描いたのか疑問が浮かぶ中、数日前に壁谷と布施の妻の美凪(渡辺梓)が言い争っていたことが分かる。
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