森村誠一サスペンス(1)捜査線上のアリア
2週連続で森村誠一氏原作のサスペンスを送る1回目。
岡崎由紀子脚本、星田良子監督。
(あらすじ)
あるビジネスホテルの一室から、歌劇「トゥーランドット」のアリア「誰も寝てはならぬ」が大音量で流れ出ていた。
音につられてドアの中をのぞいた客たちが、鮮血に染まった若い男性の遺体を抱く売れない作家の和子(若村麻由美)を見て悲鳴を上げる。
和子(若村麻由美)
間もなく警視庁捜査1課の小笠原(石黒賢)は容疑者の和子を取り調べるが、彼女は第一発見者だと主張する。
たまたま宿泊したホテルで事件に遭遇しただけで、男性とのつながりはないと言う。
しかし、ホテルの自動販売機コーナーでビールを買っていた和子と男性の姿が目撃されていた。
和子はたまたま居合わせただけだと譲らないが、警察の疑いは晴れない。
ぼうぜん自失の和子の脳裏にこれまでの不幸な人生がよみがえる。
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