検事・霞夕子「年一回の訪問者」
夏樹静子作品
沢口靖子演じる女性検事が難事件を解決するシリーズ第3弾。
夏樹静子原作、吉本昌 弘脚本、赤羽博監督。
閑静な住宅地にある板倉家で、1年に1度のピアノの調律が行われていた。
しゅうとの茂男(麿赤児)は、祖母の形見としてピアノを大事 にしている嫁の仁美(高橋ひとみ)にピアノを捨ててしまえと冷たく言い放ち、外に出る。
やがて、その茂男が雑木林の中で遺体となって発見される。
警視庁捜査1課の警部、占部(神保悟志)らが現場に急行し、検事の夕子(沢口)も検察事務官の桜木(西村和彦)と共に現場にやって来る。
遺体に外傷がないことか ら、占部は心臓発作が死因だと考える。
茂男は心臓に疾患を抱え、ニトログリセリンを常備していたが、死亡した当日は薬を持ち歩いていなかった。
しかし、夕子の目はあることを見逃さなかった。
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